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【本】ピーター・ティールに学ぶ「スタートアップを成功に導く10の条件」とは?

OMNI16

「人文知」と「事業」の探究者|法人1社と個人事業1つを経営|大学卒業後、内定企業を蹴って人文知・リベラルアーツを濃密に学ぶ道へ|その後、財務・IT分野を経験して独立|リベラルアーツ・歴史・哲学・経済|

私がリスペクトしている起業家の一人、ピーター・ティール。

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オンライン決済サービスPaypal(ペイパル)の共同創業者であり、テクノロジーベンチャーへの投資家としても世界的にも有名な人物です。

2016年のアメリカ大統領選では、トランプ支持をいち早く表明して、資金面でもバックアップ。トランプが当選してからは、大統領のブレーン・顧問としても活躍しています。

彼が起こしたペイパルの創業時メンバーには、現在世界的に有名な起業家であるイーロン・マスクや、Linkedinを起こしたリード・ホフマンなどがおり、彼らを称してペイパルマフィア(天才起業家集団、的な意味)と言ったりします。

ティールはペイパルマフィアのドン(首領)として、今でも多くの人から注目されています。

今日はそんなピーターティールが成功を目指すスタートアップの心得として挙げている「10のルール」を簡単に紹介。

いわば、「ピーターティール流 起業家精神10の心得」といった感じでしょうか。

毎日見返したくなるくらい重要なことが書いてあると個人的に思っています。

ピーターティール流 起業家精神10の心得

ピーターティール流 起業家精神10の心得

ルール1:きみは自分の人生の起業家である。

ルール2:1つのことを、他の人を寄せ付けないほどうまくやろう。

ルール3:きみの人生と会社に、自分の結びつきのあるひとを的確に配置しよう。互いに補いあえる相手と組もう。

ルール4:独占を目指そう。競争からはさっさと身を引き、他者との競合を避けよう。

ルール5:フェイク起業家になるな。

ルール6:ステータスや評判だけを基準にするな。ステータスに惑わされて下した決定は長続きせず、価値がない。

ルール7:競争は負け犬がするもの。まわりの人間を倒すことに夢中になってしまうと、もっと価値があるものを求める長期的な視野が失われてしまう。

ルール8:「トレンド」は過大評価されがちだ。最新ホットトレンドに飛びついてはならない。

ルール9:過去に執着するな。なぜ失敗したのかをすばやく分析し、あとは前をみて、方向性を修正していこう。

ルール10:成功に通じる誰も通っていない道を探そう。その他大勢がすることを真似してはならない。

個人的にどの言葉も刺さるのですが、 特にルール2, 4, 9がいいですね。

卓越性(エクセレンス)を発揮できるレベルまで、自分の強みや得意分野を伸ばすこと。

不毛な「競争」を避けること競争がないフィールドを探すこと。

過去にとらわれずに、マインドフルに動き続けること

会社を起こす人だけでなく、ビジネスフィールドで生きている人たちにとってとても大切な心構えです。

ちなみに、この10のルールは↓の書籍に記載されています。(10のルールそれぞれティール自身による解説もついています)


ティールの代表作である『ゼロ・トゥ・ワン』は現代の起業家(特にテクノロジー系)必読の一冊です。

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